2013年10月2日(水)
年金引き下げに「怒」
ストップ高齢者いじめ
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全日本年金者組合(年金者組合)と全労連は1日、年金の2・5%引き下げに反対する「ストップ高齢者いじめ!官邸前アクション」を行いました。「怒」と書かれたプラカード、「年金引き下げを許さない」と書かれた横断幕を掲げて約400人が参加。首相官邸に向かって「引き下げは撤回を」「庶民や年寄りをいじめるな」と唱和しました。
年金者組合の冨田浩康委員長は「悪政を止める大運動をこの集会から広げていこう」と強調。全労連の小田川義和事務局長は、「消費税増税や年金引き下げに反対し、雇用の安定と改善、社会保障の拡充へ、年金者と現役労働者が力を合わせましょう」と訴えました。
各団体の代表がリレートーク。年金者組合の森口藤子副委員長は、「介護・医療の負担増、物価が上がるなかでの年金削減に道理はない。組合員11万人の総力をあげ、高齢者の怒りを結集して大規模な不服審査請求を成功させたい」と語りました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が駆けつけ、「みなさんとともにたたかいます」と激励しました。
年金者組合は、官邸前アクションに先立って厚生労働省前で行動し、年金引き下げ撤回を求める要請書を提出しました。