2013年9月28日(土)
原発反対 官邸前行動1年半
一つも再稼働させない
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首都圏反原発連合(反原連)が呼びかける首相官邸前抗議行動が27日、73回目を数え、開始から1年半を迎えました。この日、東京電力が原子力規制委員会に柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)の適合性審査を申請。3100人の参加者(主催者発表)は「再稼働反対」と怒りの声をあげました。
東京都大田区から参加した女性(60)は「(柏崎刈羽原発の)再稼働申請なんてとんでもない。原発はすべてやめるべきです。このまますべて止めたままにしてほしい」といいます。
同練馬区から参加した女性(18)は「いくら条件を並べても安全な原発なんてありません。一つも再稼働させないよう声をあげたい」。
四日市市から参加した男性(52)は「放射能汚染水問題もそのままに、とうとう再稼働を申請した東京電力は恥を知れ。企業の暴走を政府がとめないでどうするのか」。
東京都多摩市の男性(75)は、防護服姿で参加。「先日、浪江町に行きました。家の中でも放射線量が高かった。事故が解決しないまま再稼働や輸出なんてよくない」と話しました。
吉良、辰巳参院議員参加
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この日の抗議行動には日本共産党の吉良よし子、辰巳孝太郎の両参院議員が参加しました。
吉良氏は、「まずは東電の無責任な姿勢をただし、東電を破たん処理して原発利益共同体の責任を明らかにすべきだ。再稼働より、汚染水対策をすべきでしょう」と訴えました。
辰巳氏は、官邸に向かって「安倍首相、大阪からやってきたぞ」とのべ、「再稼働、再稼働ばかりで思考停止のあなたの思考を再稼働させなさい」とスピーチしました。