2013年9月25日(水)
政府は「慰安婦」解決を
韓国被害女性 国会内集会で訴え
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日本軍「慰安婦」被害の韓国女性を迎えて24日、「政府は今こそ日本軍『慰安婦』問題の解決を」と題する院内集会が参院議員会館で行われました。300人が参加。主催は「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールや新日本婦人の会などでつくる「ナヌムの家」のハルモニ(おばあさん)を迎える会です。
日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長があいさつしました。新日本婦人の会の笠井貴美代会長が、日本軍「慰安婦」の被害者が共同生活する韓国の「ナヌムの家」からの呼びかけと全国からの募金で3人の来日が実現したと語りました。
3人とも、怒りに声を震わせて日本政府に謝罪を求めました。
李玉善(イオクソン)さん(87歳)は逃げようとして捕まって刀で切られた傷を示しながら「生きている間に謝罪、名誉回復・賠償をしてほしい。歴史の真実を必ず教科書に載せて名誉を回復してほしい」と訴え。
姜日出(カンイルチュル)さん(86歳)は「安倍首相がなぜこの場にいないのか。きちんと謝罪すべきだ」と憤りました。
朴玉善(パクオクソン)さん(90歳)は「勇気をもって日本に来てみた。みなさんの真剣な姿を見て、すぐにでも解決できると思い、安心しました」と話しました。
関東学院大学教授の林博史さんとアクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館wamの渡辺美奈事務局長が講演しました。
日本共産党から紙智子、仁比聡平、吉良よし子、辰巳孝太郎、井上哲士、田村智子の各参院議員、高橋ちづ子衆院議員が参加しました。