2013年9月23日(月)
米原子力空母いらない
母港化40年 住民ら2000人パレード
横須賀
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神奈川県横須賀市で22日、米海軍横須賀基地の空母母港化40年、原子力空母ジョージ・ワシントン(原子炉2基)配備5年に抗議する集会が開かれました。県内外から2000人が参加。「原子力空母いらない!」のプラカードを掲げ、全国民に運動への参加を広げるアピールを採択しました。主催は、安保破棄中央実行委員会、原子力空母配備阻止神奈川県闘争本部、原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会の3団体です。
全労連の小田川義和事務局長が主催者あいさつし、原発ゼロや憲法を守る運動、軍事力に頼らない国際世論との連携で「危険な原子力艦船は日本から出て行けの声を強めよう」と呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員があいさつに立ち、オスプレイの配備・訓練に抗議を続ける沖縄県民のたたかいを紹介。「沖縄と連帯して、現場でも国会でも頑張り抜く決意です」と訴えました。
6月の横須賀市長選をたたかった岸牧子さん、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表の呉東正彦弁護士が連帯あいさつし、原子力空母や基地の危険性などについて述べました。妻を空母乗組員に殺された「山崎裁判」元原告の山崎正則さんなど県内各地でのたたかいの発言もありました。
集会後、参加者は市内をデモ行進しました。
横浜西部民商の男性(26)は「原子力空母は危険だから、母港化は撤回すべきです。沿道の人に気持ちが伝わってほしい」と話しました。