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2013年9月21日(土)

紙氏、吉村知事と懇談

山形 消費税増税中止の共同要請

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(写真)吉村知事(左)と懇談する紙氏=20日、知事室

 日本共産党の紙智子参院議員は20日、山形県庁を訪問し、吉村美栄子知事と消費税増税、TPP(環太平洋連携協定)問題などで懇談しました。

 本間和也山形県委員長、渡辺ゆり子県議が同席しました。

 本間県委員長が、日本共産党は「4月からの消費税増税実施は中止すべき」との一点での共同を呼びかけていることを紹介し、賛同を求めました。

 紙氏は、「消費税に対する考えは違っても4月からの実施はすべきでないと言う声が広がっており、声を広げ4月実施をやめさせることができる」と話しました。

 吉村知事は、「山形県は中小企業が多く、景気が良くなったとは思っていない。震災復興も途上なのに、9月からは電気料金が引き上げられ、消費税が引き上げられたら大変です。増税はダブルパンチになるのではと心配しています。手立ても講じないと国民生活、中小企業への影響が大きい。多くの人の声、地方の声も聞いてほしい」と話しました。

 紙氏が、「TPPは国会にも国民にも秘密に進めているのはまったく異常」だと話したのに対し、吉村知事は「農業だけでなく、商店街への影響も大きい。山形県にとって何か一つでも良いことがあるのか」と懸念を語りました。


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