2013年9月19日(木)
景観取り戻せ 青年ら汗
台風被害の京都・嵐山
|
台風18号による災害の早期復旧を願い、日本共産党京都府委員会が17日から緊急に呼びかけた災害救援ボランティアに、参加希望や問い合わせが相次いでいます。
18日には、京都市の党西地区委員会に大学生から「友達と参加したい」と問い合わせがあり、嵐山の渡月橋(とげつきょう)の南側の中之島公園にある料理店で、さっそく活動をはじめました。
参加した一人、(19)=立命館大学1回生=は、泥水につかった家具や、ふすまの汚れをぬぐう作業を手伝い、「身近な地域で災害が起こり、何か役立ちたいと思いました」と話しました。
同店には17日も、日本共産党京都4区の吉田幸一国政委員長らが支援に入っており、店の関係者は「多くの方の支援を受けて助かっています」と語っています。
中之島公園一帯には、他県からの支援者を含め、多くのボランティアも参加しています。自発的にやってきた女子学生(18)=龍谷大学1回生=は「思っていた以上に被害はひどい。復旧のめどが立つまで支援したい」と汗を流していました。
同公園で飲食店を営む男性(49)=嵐山商店街理事=は「支援ボランティアにはよくしてもらい、ありがたい」と感謝。行政にたいしては「店舗と嵐山の景観の復旧、罹災(りさい)者への支援のあり方を早く示してほしい」と話していました。