2013年9月18日(水)
認可保育園の増設へ都議団
条例案成立に向け宣伝
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日本共産党東京都議団(吉田信夫団長、17人)は17日、新宿駅西口で宣伝し、認可保育園の建設用地費を都が補助する条例案の成立に向けて、その内容を知らせ、傍聴など都議会への働きかけを都民に呼びかけました。
党都議団は17人に躍進して議案提出権を獲得。子育て中の都民からの要望が高い認可保育園を増やすために、さっそく、条例案を18日開会の都議会に提出します。
この条例案は、認可保育園を新設・増築する場合の用地確保を援助するため、都が土地購入費のうち、区市町村は2分の1、社会福祉法人は同4分の3を補助するものです。
大山とも子幹事長は「都市部で認可保育園を増設するため、共産党は都有地や国有地の活用を求めています。この条例ができれば、認可保育園増設への大きな力になります。都民のみなさんが、都議・都議会に働きかけるのが一番の力になります。ご一緒に声を広げていきましょう」と呼びかけました。
2歳の娘を連れた女性(26)=新宿区=は「一時保育で娘を認可保育園に預かってもらうこともあり助かっていますが、申し込んでも、抽選で外れることもあります。(認可保育園に)入れない人が多いと聞いているので、(用地費を)助成するのはいいですね」と話していました。
条例案は、27日、10月9日の都議会厚生委員会、10月11日の都議会本会議で審議されます。