2013年9月16日(月)
竹山市長候補が第一声
堺の自由と自治守ろう
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全国が注目する大阪府堺市長選が15日、告示(29日投票)されました。現職の竹山修(おさ)身(み)候補と大阪維新の会の西林克敏候補(元堺市議)との一騎打ちです。最大の争点は、維新が強引に推し進める「大阪都」構想への堺市の参加の是非。「都」構想は堺市を解体し、権限と財源を大阪府(都)に集中させるものです。日本共産党は「住みよい堺市をつくる会」の加盟団体の一つとして、維新による「堺市乗っ取り・堺市つぶし」を絶対に許さない立場から、広範な政党や団体、市民と共同し、竹山候補の自主的支援に全力をあげます。
出発式で竹山氏は、▽日本の民主主義・自由・自治が問われている▽堺市民の生活レベルをいかに向上させていくのか―など市長選の意義を強調し、「都」構想への参加に反対する立場を明確にしました。「『堺のことは堺で決める』を合言葉に、堺のみなさんと自由自治都市・堺をつくりあげたい」と力強く訴えました。
山口典子堺市議(ソレイユ堺)が「共産党や『住みよい堺市をつくる会』のみなさんも政党間の線引きを超えて堺のために立ち上がっている」とのべ拍手がおきるなか、出席者全員で「堺は一つ」の唱和を繰り返しました。
同日、「つくる会」は駅頭や団地で「堺はひとつ 堺をなくすな」ビラを配布し、メガホンを使うなどした大規模な宣伝活動を展開。電話を使った竹山候補への支持拡大行動を繰り広げました。
「今回が本当の大戦」(橋下徹・大阪維新の会代表)と必死の維新は、幹部や国会議員が続々と堺市入り。堺東駅前(堺区)の街頭演説で、松井一郎幹事長が「大阪都」になれば「大阪市も一度なくなる。堺も一度なくなる」と解説した直後に、橋下氏が「『大阪都』構想は、堺をなくしません」と訴えるなど、さっそく「都」構想のデタラメぶりが露呈しました。