2013年9月13日(金)
汚染水問題で現地視察
27日に閉会中審査の意向
衆院経産委
衆院経済産業委員会(富田茂之委員長)は12日、福島第1原発の汚染水漏えい問題での現地視察を行いました。視察を受け、富田委員長は同問題を審議する閉会中審査を27日に開催する意向を表明。日本共産党の塩川鉄也議員は、直ちに開催することを主張しました。
一行は午前、福島第1原発の敷地内を訪れ、汚染水の貯留タンクや海側地下水汚染対策現場などを視察。広瀬直己東電社長が説明しました。午後は、いわき市を訪れて福島県漁業協同組合連合会(福島漁連=野崎哲会長)、いわき市漁協から被害状況を聞き取りました。
汚染水問題の所管である衆参経産委員会での閉会中審査実施にむけ各党が協議を重ねてきましたが、現在まで実現していません。富田委員長は12日の漁連との話し合いで、9月27日の閉会中審査を予定していることを説明。その後、記者団に、同委員会の理事懇談会を24日に開いて協議する考えを明らかにしました。
塩川氏は、現地視察を受けて閉会中審査を行うというのなら直ちに開くべきだ、と早期開催を申し入れました。