2013年9月13日(金)
高齢者大会始まる
憲法生かし安心できる国を
「憲法いかし誰もが安心できる国づくりへ」をスローガンに掲げ、第27回日本高齢者大会が12日、津市内で始まりました。「まちから村からの連帯で、ひとりぼっちの高齢者をなくそう」を合言葉に約40の学習講座や分科会などが開かれました。
全国から約2500人が参加。安倍晋三政権が狙う憲法改悪や消費税増税を許さず、社会保障の解体を阻止する高齢期運動を発展させようと多彩な活動を交流しました。
「人命を粗末にする悪政は許せない」と語るのは、茨城県古河市の男性(73)です。「何としても為政者に憲法を守らせていく。基本的人権を奪い、戦争する国をつくろうなんて黙っているわけにいかない。地に足のついた活動で前に進み続けたい」
津市から大会に初めて参加した男性(73)は、年金引き下げと、消費税増税を狙う安倍政権に憤ります。「やっと人並みの生活を送っている高齢者から、まだむしりとろうというのか。これが怒りの根源だ。高齢者はパワーにあふれている。広く手をむすんで運動を広げたい」
静岡県磐田市から参加した男性(68)は民生委員の経験があります。「いろんな話をする“たまり場”をつくって結びつきを強め、一人ぼっちをなくす運動をしていきたい」と話しました。