2013年9月12日(木)
復興・原発ゼロ 全国で訴え
「汚染水大丈夫なんて誰も信じない」
全労連宣伝に
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年半となる11日、全国各地で「イレブンアクション」が行われました。東京都では、全労連が新宿駅前で取り組みました。
「イレブンアクション」は、東日本大震災と原発事故が起きた3月11日にちなんで、被災地復興や「原発ゼロの日本」の実現を訴える行動です。
全労連の高橋信一副議長は、国際オリンピック委員会(IOC)総会で、安倍晋三首相が“放射能汚染水は完全にブロックされており、コントロールされている”と訴えたことを厳しく批判。「政府は、東電まかせにせず責任をもって汚染水対策に全力をつくさなければなりません。すべての原発の再稼働を行わず原発ゼロにすることです。一緒に原発いらないと声をあげましょう」と訴えました。
「深刻な汚染水漏れ 再稼働は論外 政府は事故収束に責任を持て」と書いた横断幕を掲げ、通行人にビラを配り原発ゼロを求める請願署名への協力を求めました。10月13日に東京で行う原発ゼロ統一行動「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」への参加を呼びかけました。
署名に応じた東京都文京区の男性(66)は「汚染水はもう大丈夫なんて、国内じゃ誰も信じていない。再稼働の理由もうそだらけで、させられない」と語りました。