2013年9月4日(水)
竜巻被害 支援ほしい
塩川議員ら 被災者の要望聞く
屋根損壊 がれき散乱
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日本共産党の塩川鉄也衆院議員、国会議員団南関東ブロック事務所所長の大森猛氏らは、竜巻発生から一夜明けた3日、大きな被害を受けた千葉県野田市や埼玉県松伏町、越谷市に入りました。屋根や破損したガラス、散乱するがれきなどの片付けを始めた被災者を見舞うとともに、要望などを聞き取り、調査しました。
野田市光葉町にある、建築されてまだ6年目くらいの住宅街。幼児を抱いた若い夫婦は「一瞬、何が起こったかわからなかった。2階は一面にガラスが散乱した。市から配布されたブルーシートを使い、屋根の応急処置をしたところ。落ち着けば、どんな支援制度があるか、きちんと周知してほしいです」と要望を語りました。本堂の屋根が損壊した真光寺の住職(53)とも懇談。住職は「檀家(だんか)のみなさんがきてくれ、雨が近いので、屋根の応急処置ができ、ひとまずよかった」と話しました。
野田市での調査には、加藤英雄県議、野田市議団が同行しました。
松伏町、越谷市では、「田んぼに大小のがれきが入り、稲刈りをする機械の刃がぼろぼろになるので、このままではできない。なんとか対策を考えてほしい」「なんとか応急処置しているが、ブルーシートだけでは1階に雨がしみだしてきた」「まだ新築で二重ローンでは大変。補償や支援がほしい」などの要望を聞き取りました。
災害救助法が適用された埼玉県内の聞き取り・調査には、村岡正嗣党県議、越谷市議団、松伏町議団が同行。越谷市では高橋努市長に、聞き取った要望などを伝えました。塩川衆院議員と市議団は、市民の相談窓口を充実し、災害救助法の柔軟かつ最大限の活用を求めました。