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2013年9月2日(月)

シリア介入反対 響く

欧州各地 米仏に「戦争やめよ」

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 米国、フランス両政府がシリアへの軍事介入の姿勢を強める中、欧州では、介入に反対する抗議デモが続き、有力メディアや有識者からも介入の違法性や危険性を指摘する声があがっています。

 報道によると、英国では8月31日、ロンドン中心部のトラファルガー広場に1000人を超す市民が集結。「シリアから手を引け」「戦争をやめろ」と書かれた横断幕やプラカードを手に、市内をデモ行進しました。

 仏南部マルセイユでは8月29日、平和団体などの呼び掛けで抗議集会が開かれ、およそ100人が参加しました。主催団体は、生活必需品や薬品類などの人道支援物資を、早急にシリアに送付するとしています。


米大統領が声明

「国連の承認必要ない」

 【ワシントン=島田峰隆】オバマ米大統領は8月31日、声明を発表し、対シリア軍事行動について議会に承認を求める考えを示すと同時に、米国の行動には国連安保理での承認も必要がないとし、国連無視の態度を改めて鮮明にしました。

 シリアでの化学兵器使用疑惑については、国連調査団が現地での作業を終え、国際社会の多くの国がその報告を待つ態度を示しています。オバマ大統領は、化学兵器の使用は「米国の安全保障にとって危険だ」「米国が軍事行動を取るべきだと決断した」と強調し、「私は、国連調査団(の報告)を待つ必要はないと思うし、安保理の承認なしに前に進むのも気にしない」とのべました。


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