2013年9月1日(日)
ブラック企業根絶 世論が大切です
FMラジオ 吉良よし子議員が語る
日本共産党の吉良よし子参院議員は30日、FMラジオJ―WAVEのニュース番組「JAM THE WORLD」に出演し、党のブラック企業対策について語りました。
ナビゲーターの駒崎弘樹氏(NPO法人フローレンス代表理事)に「なぜブラック企業が増え、雇用のルールが守られないのか」と問われた吉良氏は、非正規雇用が増えるもとで正社員になりたいという若者の心理を利用し、選別、過酷な働き方を強いた上に首を切るといったブラック企業が増えているのではないかと指摘。
「おおもとには、サービス残業、長時間労働を許す政治があります。そのような政治を変え、一人ひとりが希望を持って働けるようにしてこそ経済も成長すると思います」とのべました。
ブラック企業対策については、労働基準監督署の監督官の増員と、「名ばかり店長」などのような企業の脱法的な働かせ方やパワーハラスメントなどに対する法規制が必要だと語りました。
「共産党は国会内では少数だが、どう実現するのか?」との質問に吉良氏は「ブラック企業問題を言っているのは共産党だけではなく、参院選でも争点化して社会問題になっています。私たちはあらゆる会派と協力して法案の成立に努力しますし、国民のみなさんが声を上げ、世論の力で与党をも突き動かすことが大切だと思います」と強調しました。