2013年8月29日(木)
「とことん共産党」
消費税増税 ダメージが大きい 年金生活者に打撃
小池副委員長、 辰巳議員が出演
「生放送! とことん共産党」が27日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で放送され、小池晃副委員長と辰巳孝太郎参院議員が出演しました。
番組では冒頭、辰巳孝太郎参院議員が、初めて国会に登院した様子を紹介。雑誌で「イケメン新人議員」ととりあげられるなど、マスコミに注目されていることが話題になりました。
辰巳氏は「私は格差と貧困の問題をライフワークでやってきた。生活保護問題、脱法ハウス(狭い空間に違法に人を住まわせる)問題にどんどん取り組みたい」と抱負を語りました。
消費税増税問題について、視聴者から「日本の財政赤字は世界の関心事。増税を先送りしたら国際的な信用を失うのでは?」と質問が寄せられました。
小池氏は「消費税を増税したら財政がよくなるというのが前提の議論。そうはならない」と指摘。5%に増税した後、景気が悪くなって税収が減り財政悪化が進んだことを示しました。小池氏は「しかも1997年は国民の所得が増えていた時。今は所得が減っている時でよっぽどダメージが大きい」と述べました。
辰巳氏は、消費税増税が年金生活者に与える影響について、「サラリーマンは給料があがっていないという議論にもなるが、年金の人は展望がない。年金の手取り額は、すでに介護保険料などが高くなり、ずっと減少していますから、(さらに増税になれば)大変です」と語りました。
辰巳氏はまた、日本はすでに消費税の国税に占める割合が、20%を超えていることを紹介。「今でも十分負担している。消費税だけに頼る税制でいいのかということを考えてもらいたい」と語りました。