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2013年8月29日(木)

米軍 子に銃持たす

横須賀基地開放で 5団体が抗議

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(写真)横須賀基地で海兵隊員といっしょに自動小銃を構える子どもたち=3日、神奈川県横須賀市(神奈川県平和委員会提供、一部画像処理)

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)の「一般開放」(8月3日)で、米兵が訪れた市民に「銃器」を持たせていたことに対し、県内の平和・民主団体は27日、同基地に出向き抗議文を提出しました。

 抗議文を提出したのは県平和委員会、安保廃棄県統一促進会議、県原水協、新日本婦人の会県本部、原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会の5団体。同市で米兵に妻を殺され、国賠訴訟をたたかった山崎正則さんも同席しました。

 同基地の一般開放では、見学の子どもたちや市民に、海兵隊員が小銃や狙撃銃などを持たせていました。

 市民に銃器を持たせる行為は、銃刀法に違反するものだとし、米側の見解を明らかにするよう求めています。

 抗議文は「Kill! Kill! Kill!」(殺せ!殺せ!殺せ!)と叫んだり、相手の首を絞めるなど米軍兵士らによる「武闘訓練」も公開されていたと告発。「米軍兵士らの一連の行為は、米兵犯罪の被害者はもとより、その根絶を求め続けている市民、関係者の願いを著しく踏みにじるもの」と批判しています。

 5団体は同日、一般開放の式典に出席した吉田雄人市長や、市教育委員会教育長に対し、公開質問状を提出しました。


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