2013年8月29日(木)
「来年4月の消費税増税中止」の共同を
ネット番組で小池氏が訴え
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日本共産党の小池晃副委員長は27日放送のインターネット番組「生放送! とことん共産党」で、来年4月予定の消費税率8%への引き上げについて、「“消費税がどうあるべきか”という意見の違いがあっても、『今増税をやったらダメ』と言う人と力を合わせる」と語り、「来年4月からの増税中止」の一点で、共同を広げる考えを述べました。
小池氏はマスメディアでの世論調査で、来年4月からの増税に反対する人が7割にのぼっていることを紹介。「アベノミクスは賛成だけど、こんな時に消費税増税したらアベノミクスだってダメになるから反対という人もいる。そうした人も含めて協力したい」と述べました。
小池氏はまた、消費税には頼らず、応能負担の税制や賃上げなど国民の所得を増やす経済改革で社会保障を充実させる日本共産党の提案を示しつつ、「(国民の)みなさんに結論を押し付けることはしたくない」と発言。「どんなふうに財政を立て直すのか、社会保障の財源をつくっていくのか、国民的議論をしようということを提案したい。(共産党の提案は)その議論のたたき台、材料にしてもらいたい」と語りました。