2013年8月28日(水)
オスプレイ着陸失敗
米西部 沖縄配備と同型
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26日午後3時38分(日本時間27日午前7時38分)、通常訓練中だった米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが着陸に失敗し、米西部ネバダ州のクリーチ空軍基地の北西約5キロ地点で地面にたたきつけられるような着陸(ハードランディング)を行いました。米紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルが報じました。
同機は、米海兵隊が沖縄県の普天間基地(宜野湾市)に配備を進めているオスプレイと同型機です。
クリーチ基地当局は同日午後7時すぎの時点で現場を確認していませんが、公有地とみられています。また、オスプレイが所属するカリフォルニア州のミラマー海兵航空基地の第3海兵航空団によると、乗組員4人にけがはありませんでした。
海兵隊は地元当局とともに現場を確保し、事故原因を調査しています。機体の状態は現時点で明らかになっていません。
人口密度の高い沖縄では、民間地への不時着といった事故が発生する危険性は、はるかに高いといえます。