2013年8月27日(火)
滋賀・饗庭野 オスプレイ訓練参加反対
共産党が防衛省に申し入れ
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日本共産党の近畿関係の国会議員は26日、陸上自衛隊と米海兵隊が10月にも予定している饗庭野(あいばの)演習場(滋賀県高島市)での日米共同訓練に米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが参加するとの報道について、防衛省から聞き取りを行い、共同訓練の中止とオスプレイの参加反対を申し入れました。
穀田恵二衆院議員、井上哲士、倉林明子、辰巳孝太郎の各参院議員、党滋賀県委員会、同京都府委員会の代表が参加。(1)オスプレイ参加訓練の全容を明らかにする(2)日米合同演習へのオスプレイ参加反対、合同演習の中止(3)オスプレイの沖縄配備撤回、全国各地への配備・訓練反対を求めました。
防衛省の担当者は、「日米共同訓練を日本でやること自体は5月に発表ずみだ」と述べ、「あらゆる可能性を考慮して検討している。特定の施設(演習場)を排除していることもない」としてオスプレイの参加を否定しませんでした。
坪田五久男党滋賀県国民運動部長は、「県民は驚き、怒っている。『何も決まっていない』というが、この先、突然、オスプレイが来ることになるのは断じて許せない」と抗議。高島市の森脇徹市議は、「突然の発表に憤りを禁じ得ない」との市民の手紙を紹介し、「県民、市民の命と安全を守ることこそ、自治体や政府の役割だ」と指摘しました。
浜田良之京都府議は、オスプレイの飛行が想定される関係自治体への説明を求めました。