2013年8月25日(日)
民医連 60周年祝う
人権としての医療・介護を
記念式典 小池副委員長があいさつ
全日本民主医療機関連合会(藤末衛会長)は24日、創立60周年の記念式典・レセプションを東京都内のホテルで開きました。
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民医連は、結成時(1953年)の加盟事業所22都道府県117病院・診療所から、現在では全都道府県に1793事業所へと大きく広がっています。
藤末会長はあいさつで、「無差別・平等の医療を目指す民医連が地域で信頼を得ることができたのは、(1)憲法に依拠し社会保障制度を守り発展させ、政治活動にもタブーとせず積極的にとりくんできたこと、(2)非営利と住民参加の姿勢、(3)社会性を重視した医療観―にあった」とのべ、人権としての医療・介護保障を求めるたたかいを呼びかけました。
来賓として全国保険医団体連合会の住江憲勇会長、日本医師会の石川広己常任理事らがあいさつ。
日本共産党の小池晃副委員長は来賓あいさつで、「『国民の苦難あるところに民医連あり』がこの60年間の歴史でした」とのべ、「社会保障改悪との国民的なたたかいのかけ橋、要としての民医連の役割はますます大きくなっています。新しい医療、介護、政治をいっしょにつくるために力を合わせていきましょう」と訴えました。
元東葛看護学校校長の三上満氏が「育つこと、育てること、育ちあうこと―民医連60周年によせて」と題して記念講演しました。
日本共産党から、高橋ちづ子衆院議員、吉良よし子、倉林明子、田村智子各参院議員が参加しました。