2013年8月25日(日)
母親大会に7500人
女性は憲法守ります
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生命(いのち)のスローガンを掲げ、子どもたちの明るい未来を願って、「第59回日本母親大会in東京」が24日、始まりました。幕張メッセを会場にした全体会は2階の舞台裏まで埋まりました。全国から7500人が参加。「女性は憲法を守ります」と会場全体でエールを交換しました。
主催者を代表して、日本母親大会代表委員の笠井貴美代さん(新日本婦人の会会長)があいさつ。社会保障の充実、まともな雇用、原発ゼロ、憲法など切実な女性の願いをあげ、「どの分野でも国民的運動の出番。安倍自公政権の暴走と歴史の逆行を許さず、より広範な女性団体と手をつなぎ、仲間を増やし、怒りの行動で国会を包囲する新たなたたかいの出発点にしよう」と呼びかけると、大きな拍手がわきました。
「今日の運動」コーナーでは、開催地・東京をはじめ各地、各分野・団体の代表が発言。若い世代からの発言も目立ち、世代をつなぐ女性の行動が、次々に紹介されました。横断幕やのぼりを掲げながら思いのたけを訴えるたびに、「そうだ」とかけ声が起き、盛大な拍手に包まれました。
憲法を生活の隅々に、誰もが人間らしく生きられる核兵器のない21世紀の実現をめざして行動しようと決議とアピールを採択しました。
弁護士で伊藤塾塾長の伊藤真さんが「憲法のいきづく国へ」と題して記念講演。前進座による朗読劇「死んでもブレストを」が上演されました。
東京都足立区の女性(44)は5歳の息子と新婦人の仲間4人と参加しました。「憲法、TPP、原発など同じ不安をもつ母親たちと子どもの命を大切にする運動を広げたい」と話していました。
25日は東京都内で分科会が行われます。第60回大会は、神奈川県で行われます。