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2013年8月23日(金)

手続きの問題指摘も

松江市教委 「ゲン」制限を審議

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 松江市の教育委員会議(内藤富夫委員長)が22日開かれ、市教育委員会が小中学校に漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を要請していた問題が審議されました。各委員から質問や意見が出ましたが、この日は結論を出さず、26日に再度会議を開き結論を出すことになりました。

 最初に市教委が要請した背景や経過を報告。市教委の対応に関する学校への聞き取り調査について、小学校は閉架の「必要なし」「再検討」があわせて48%、中学校は50%が「必要なし」と回答し、必要としたのは5校(10%)だけだったことが報告されました。

 委員からは手続き上の問題で「学校図書館の管理運営は校長の判断なのに今回は少し踏み込んだことがなされた。重要または異例な件は教育委員会に相談があってしかるべきだ。大きな問題になるという予測はなかったのか」との声が出ました。

 市教委は「子どもたちへのリスクを和らげ、誤った捉え方をしないよう先生と一緒に読むのが大事と考えた。認識が甘いと言われればそうかもしれない」と答えました。

 市民の注目も高く、31人が傍聴しました。


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