2013年8月21日(水)
オスプレイの横田基地配備
検討の撤回求める
都知事に共産党議員団
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在日米空軍が横田基地(東京都福生市など)を垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ配備候補地にあげている問題で20日、福生市など多摩地域12市1町の日本共産党議員団は、猪瀬直樹知事あてに配備検討の撤回を日米両政府に求めるよう要請しました。8市の14議員が参加し、清水ひで子、尾崎あや子の両都議が同席しました。
要請では、CV22オスプレイが特殊作戦用に開発された攻撃性の強いものであること、周辺住民は横田基地での航空機騒音、相次ぐ落下事故で苦しめられていることを指摘。沖縄での米軍ヘリ墜落事故(5日)は「あらためて米軍基地と飛行訓練の危険性をうきぼりにし」たとし、配備検討の撤回と横田基地の撤去を求めました。
参加者は「パラシュート降下訓練が増加、大規模化している」「軍用機の旋回が増え、住民の不安が高まっている」と訴え、都が撤回の意思を示すよう求めました。
都の担当者は、都として国に要請していない理由について、国が米側と「協議していない」と回答していることをあげました。パラシュート降下訓練の増加は現認していることを明らかにしました。