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2013年8月15日(木)

米軍ヘリあす訓練再開

県“引き続き中止求める”

沖縄墜落事故

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 米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)は14日、宜野座村で墜落事故を起こしたHH60救難ヘリの同型機について、16日に訓練を再開することを、県と基地周辺自治体に通知しました。

 宜野座村は22日に事故原因究明を求める1000人規模の村民大会の開催をすでに決めており、わずか10日余りでの訓練再開強行に県内で激しい反発が起こることは必至です。

 県の運天修基地対策課長は「米軍の通知は事故原因について明らかにしておらず、県民の不安解消にはつながらない」と述べ、事故原因究明と再発防止策が出るまでの間、同型機の飛行中止を引き続き、日米両政府に求める考えを示しました。

 HH60救難ヘリは5日、訓練中に米海兵隊キャンプ・ハンセンの山中に墜落・炎上。乗組員1人が死亡、3人が負傷しました。

 嘉手納基地を拠点とする第18航空団のヘカー司令官は、運用可能な6機の整備点検を行った結果、「部隊全体に影響を及ぼす問題は見つからなかった」と述べ、飛行再開を正当化。同航空団のライリー広報局長は、「実際に飛行していないと、クルー(乗組員)の技術が落ちる」などと釈明しました。


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