2013年8月11日(日)
共生社会実現しよう
全障研全国大会始まる 「障害者発達保障を」
「つなぎあおう みんなのねがい」をテーマに全国障害者問題研究会(全障研)の第47回全国大会が10日、青森県弘前市内で始まりました。「障害がある人の人間らしい暮らしを支え、発達を保障し、共生社会を実現しよう」と全国から2000人の当事者や関係者らが参加しました。11日までの予定。
荒川智全国委員長はあいさつで、自公政権後、障害者権利条約批准に向けた制度改革の流れが弱まっている上、障害者の人権保障や発達保障に逆行する動きが現れていると指摘。大会での議論と運動でその流れを押し返していこうと呼びかけました。
「私たちがめざす社会と制度改革」と題して、日本障害フォーラム(JDF)の藤井克徳幹事会議長が記念講演しました。
東北地方を中心に襲った東日本大震災から2年半。全障研岩手支部の濱田健太さんと宮城教育大学の清水貞夫名誉教授は、東日本大震災における障害者の問題について重点報告しました。