2013年8月5日(月)
「ボランティア 助かる」
豪雨被害の山口 共産党が汗
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山口、島根両県を襲った記録的な豪雨から1週間となる4日、各地から多くのボランティアが集まり、復旧に向けた作業が続いています。
日本共産党山口県委員会が設置した「7・28豪雨災害対策本部」(吉田貞好本部長)が呼びかけた救援ボランティアには県内や近県から多数、支援に駆けつけています。
4日は、中国5県から41人が参加。猛暑の中、山口県萩市の須佐地域で、家の中に流れ込んだ土砂のかき出しや使えなくなった家財道具の搬出、水を含んで重たくなった畳の搬出など復旧に向け、奮闘しました。
川の水があふれ、家の中に胸まで水が押し寄せてきたという男性(85)。「28日の昼ごろに家の前の道路は川のようになり、裏から浸水してきた。2階に何とか避難したので助かったが、家具や冷蔵庫、寝具、服などが、みなだめになった」と当時を振り返りました。
夫人(82)は「年寄り2人なので、ボランティアに来てもらって、ほんとうに助かります」と話しました。
日本共産党の宮内欣二萩市議は「被災した家の前には、家具や土砂などがまだ置かれています。ライフラインの確保とともに被災ででたゴミ処理も急がれます」と語りました。