2013年8月2日(金)
普天間基地 オスプレイ追加配備に抗議
那覇県庁前「県民会議」が集会
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米海兵隊が強行を狙う垂直離着陸機MV22オスプレイ12機の沖縄県宜野湾市・普天間基地への追加配備に抗議する緊急集会が1日、那覇市の県庁前で開かれました。県議会野党会派や県内民主団体などでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」の主催で350人が結集、シュプレヒコールに怒りを込めて国際通りをデモ行進しました。
日本共産党の渡久地(とぐち)修県議は、防衛省が30日にオスプレイの運用に日米合意違反は確認されなかったとする調査結果を公表したことに対し「私たちはみな学校や病院を含む市街地上空を危険なオスプレイがわが物顔で飛んでいるのをこの目で見ている。ウソだと言うのか」と批判。「沖縄防衛局が住民運動を排除しようと普天間基地の野嵩ゲートへのフェンス設置は、私たちの運動を日米両政府が恐れていることの表れ。一致団結してはね返していこう」と力を込めました。
県統一連の山田義勝事務局長は「オスプレイ反対を突きつけた県民総意の怒りに背を向けて日米両政府は新たに12機を配備する。この屈辱、絶対に許してはならない。完全撤去させる最後まで私たちのたたかいは終わらない」と訴えました。
オスプレイの陸揚げが強行された山口・岩国からも住民が駆けつけ、連帯を呼びかけました。
日本共産党から県議団をはじめ多くの地方議員らが参加しました。