2013年7月29日(月)
出演者も自共対決注目
共産党躍進の理由 穀田氏語る
テレビ番組
日本共産党の穀田恵二国対委員長は28日放送の読売テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出演し、民主党の松原仁氏、維新の中田宏氏とともに参院選結果について討論しました。
参院選で日本共産党が躍進した理由について穀田氏は「自共対決 抜本的対案」と提示しました。“委員”(パネリスト)の田嶋陽子氏は「一貫して国民目線に立っている」、宮崎哲弥氏は「『賃金上げるべきだ』と明確に主張」したからだと述べ、金美鈴氏は「民主党への失望がぶれなかった共産党へいった」と評価しました。
ゲストの橋本五郎氏が「なんでもぶれなきゃいいのか。自共対決というが65対8。対決じゃない」と攻撃したのに対して、穀田氏は「数字の話ではない。政策的対決だ」と反論。自民党は消費税増税や原発問題、TPP(環太平洋連携協定)などの争点について選挙公報にも掲げられない県があるなど政策を語れない一方で、共産党はアベノミクス反対、原発ゼロ、憲法改悪やTPPへの反対と同時に対案を示してたたかった「自共対決」だったと話しました。
低投票率について、穀田氏は「選挙制度が民意を反映しない現実がある」と指摘。小選挙区制度では“死票”が5割を超えること、マニフェストが裏切られ続けている現状を指摘し「選挙制度が民意をきちんと反映するようにすべきだ」と語りました。
「そう思う」と賛同したパネリストの宮崎哲弥氏は「小選挙区のもとで投票率を上げるためには風を吹かさないと無理。風頼みがいいかどうかは、もうはっきりした」と話しました。