2013年7月27日(土)
「収束宣言」撤回・原発ゼロ
県民過半数の署名を
福島 復興共同センターが論議
11月県民大集会
ふくしま復興共同センター(代表委員・斎藤富春県労連議長)は26日、福島県二本松市で加盟団体・地域センター代表者会議を開きました。活動内容を交流するとともに、県民過半数を目標にした「事故収束宣言」の撤回と、「即時原発ゼロ」を求める署名の推進を論議し、秋の県民大集会開催を確認しました。
報告では、国や東京電力が、事故の収束作業や賠償の費用を抑制しようとするなど、福島原発事故を過去のものとし、県民を切り捨てる姿勢を強めていることを批判。「これらを打ち破るには、県民の切実な要求を掲げた『オール福島』のたたかいを発展させる以外に道はない」とのべ、国と東電を動かす大きな世論と運動をつくろうと呼びかけました。
同センターが11日から始めた署名は、来年3月までに県民過半数の100万人をめざし、全国にもよびかけます。
「県民過半数の署名は並大抵のことではない」として、署名を集める人を10万人規模で組織することも打ち出しました。
県民大集会は11月2日に福島市で開催。原発推進、被害者切り捨ての国・東電に対して抗議の声をあげ命と暮らしを守り、「オール福島」のたたかいを前進させる場とすることをめざしています。