2013年7月27日(土)
“再稼働反対 すごい熱意”
官邸前行動
15%が初参加
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「原発いらない」「再稼働反対」―。首相官邸前に力強いコールが響きます。首都圏反原発連合(反原連)が26日行った官邸前抗議行動。放射能汚染水の海洋流出など、福島第1原発で危機的な状況が続くなか、再稼働を推進する安倍晋三内閣に、5000人(主催者発表)の参加者は、抗議の声をあげました。
参院選後、初の抗議行動となったこの日、大勢の参加者が「再稼働絶対NO」「先に汚染水とめよ」など書いたプラカードを持ち、ドラムのリズムにあわせてコールしました。本紙記者が参加者200人にアンケートしたところ、31人が初参加者でした。
初めて参加したというさいたま市の男性(30)は「核のゴミの行き先も決まっていないし、原発はやめるべきだ。参院選で自民党が圧勝したけど、脱原発の世論は高まっていると感じます」と語りました。
東京都目黒区の女性(34)も初参加。「自分も何か抵抗しなければと思って、ネットで調べて参加しました。すごい熱意で驚きました。再稼働には断固反対です」
東京都足立区から参加した男性(40)は「安全とはとてもいえない状況で、電力会社が次々と再稼働を申請していることに疑問を感じます」。
日本共産党の笠井亮衆院議員、田村智子、吉良佳子の両参院議員がスピーチしました。