2013年7月23日(火)
きょうの潮流
投票日の夜、早くから集った若者やマスコミで熱気むんむんの吉良佳子選挙事務所。熱中症予防にと飲み物を配ったほど。当確が出ると、歓喜の「キラキラ」コールにわき返りました▼一人ひとりと固い握手を交わした吉良さん。「一つ一つの声を必ず国会にとどけ、自民党の悪政ストップに全力をあげます」。これまで日本共産党と縁のなかった人や、無党派の人びととのつよい結びつきをつくりだした選挙でした▼首都東京の比例票は77万をこえ、第2党に。京都では2人区で競り勝ち、大阪でも民主の現職を破りました。そして沖縄では党が推薦した糸数慶子さんが自民に勝って、平和の1議席を守り抜きました▼一夜明けた新宿での演説会。祝福とともに「共産党、頼んだぞ」の声がとびました。安倍政権と真正面から対決する党に、被災地をはじめ、全国から託された515万4千人の思い。その背後には投票に至らないまでも、同じ気持ちを抱く大勢の国民がいます▼国会の議席数では、自民との差はまだ大きい。しかし政治にたいする世論をみればどうか。演説会で小池晃副委員長は呼びかけました。「政治を変えたいと願うみなさんと、新しい日本をつくっていきたい。末永く共産党とお付き合いしていただきたい」▼10年来の不屈の活動が実ったとはいえ、国民多数の思いを受けとめられる党づくりは道半ばです。さらに政策に磨きをかけ、もっともっと党の姿を広めていかなければ。日本の未来を一緒に切り開いていくためにも。