2013年7月21日(日)
共産党の躍進で希望ある日本を
参院選きょう投票
大激戦・大接戦のまま投票日
最後まで頑張った者が勝利つかむ
大激戦・大接戦のまま最終日の20日を迎えた参院選で、日本共産党は志位和夫委員長が千葉、埼玉、神奈川、東京と駆け巡り、市田忠義書記局長が大阪、京都の各所で党躍進へこん身の訴えをおこないました。比例・選挙区候補も最後の押し上げをと力を込め、党支部・後援会も「歴史動かす猛奮闘を」と宣伝、支持拡大に取り組みました。ネットで街頭演説を調べてきた聴衆も多く、各所で「共産党、共産党」のコールや手拍子など、躍進を願う熱気に包まれました。
志位委員長 こん身の訴え
志位和夫委員長は、比例代表、選挙区ともに一票一票しのぎを削る大激戦となっている1都3県で演説し、「国民の利益に背く安倍政権の暴走を止め、自民党と正面からたたかうことのできる政党は、日本共産党しかありません。共産党の躍進で国民の声で動く新しい政治をつくり、希望ある日本への道を開きましょう」という渾身(こんしん)の訴えを街頭から響かせました。
演説で志位氏は、選挙戦を通じて「『自共対決』が本当の対決軸だとはっきりしました。どちらに未来があるのかも鮮明になりました」と強調。日本政治の「四つの転換」を呼びかけ、比例代表選挙での支持を広げに広げ、5議席の絶対確保をはかるとともに、最後の1議席を争う大激戦・大接戦となっている選挙区選挙での絶大な支援・支持を最後の最後まで訴え抜きました。
景気回復
第一の転換―「国民の所得を増やして景気回復を図る政治」では、大企業に「大胆な減税」、庶民には「空前の大増税」を強いるアベノミクスを批判。自民・公明・民主の「増税3兄弟」に怒りの審判を下し、消費税増税の実施を中止に追い込もうと力説しました。大企業が抱える内部留保の一部を活用した賃上げと安定雇用という提起を、首相も否定できなくなっている事実を示し、「国民の所得を増やして景気回復をはかろう。この願いを日本共産党に託してください」と訴えました。
原発ゼロ
第二の転換―「原発ゼロの日本」では、福島第1原発事故の収束も原因究明もできず、なお15万人が避難生活を強いられるもとで、再稼働など言語道断と厳しく指弾。政府の原発輸出政策についても「『死の灰の商人』はただちにやめよ」と批判しました。「原発なくせ、再生可能エネルギーの大転換を図れ、この願いを共産党に託してください」と力説しました。
憲法守る
第三の転換―「憲法を守り生かした平和日本」では、「平和原則を壊し、基本的人権を壊す自民党改憲草案を断じて通すわけにまいりません」と力を込めました。「平和憲法を守ろう。この願いを党をつくって91年、一筋に反戦平和を貫いてきた日本共産党に託してください」と訴えました。
自主外交
第四の転換―「自主・独立・平和日本」では、農業、国民皆保険、食の安全、雇用を壊し、日本を丸ごとアメリカに売り渡す亡国のTPPを断じて許すなの声をあげようと訴えました。「日米安保条約という『アメリカいいなり』の鎖に縛られたままでいいのかが問われています。日米安保条約を廃棄し、本当の独立国といえる日本をつくっていこう」と力説しました。
「何でも反対の共産党」という他の野党からの攻撃に志位氏は正面から反撃しました。日本共産党が、国会で6割の法案に賛成し、どんな問題でも建設的対案を示していることを紹介するのと同時に、「国民の利益に背く間違った政治には断固反対を貫くのが野党の当然の使命ではありませんか」とキッパリ。「共産党攻撃をする前に、自民党政治に『何でも賛成』の自分の行いこそ反省したらどうか」とズバリ批判しました。
「比例も選挙区も大激戦・大接戦です。最後の最後まで頑張ったものが勝利をつかめます。私たちは最後の瞬間まであらゆる力を尽くします。どうかご支持の輪を広げに広げてください」と訴え抜きました。
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