2013年7月17日(水)
オスプレイ訓練 認めぬ
米国言いなりを批判 小池氏が訴え
大分・福岡・山口
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「日本共産党と比例代表選挙で広げて5議席を必ず実現し、日本の政治をまじめでまともなものにつくり変えていこう」
日本共産党の小池晃副委員長(参院比例候補)は16日、大分市や福岡・行橋市、山口・下関市の街頭で訴えました。安倍晋三首相のアベノミクスや9条改憲の狙いを批判し、支持を呼びかけました。
拍手や歓声に迎えられた小池氏。足を止め、街路樹の木陰で静かに耳を傾ける市民の姿も見られました。時間の許す限り演説を聞いて選挙募金をし、立ち去る人もいました。
駆け巡った3県は米軍やオスプレイの低空飛行訓練に関係の深い場所。小池氏は、「オスプレイを配備し、勝手に低空飛行訓練することは絶対に認めるわけにいかない。戦争から68年もたって、いまだに外国の言いなりで基地が置かれる。21世紀、いつまでも続けるわけにはいかない」と訴えました。
自民、民主、公明3党が米軍を「抑止力」と正当化することに対して、近隣諸国の軍拡にも触れ「米軍の存在は抑止力どころか、彼らに軍拡の口実を与えてしまっているだけだ」と批判。「憲法9条を生かした平和の外交でアメリカとは対等平等の関係になり、アジアに核兵器の廃絶を堂々と呼びかけたい」と述べました。
選挙区候補の、まじま省三(福岡)、山下かい(大分)、ふじい直子(山口)3氏が訴えました。
大分市では、通りがかりで演説を聞いた男性(73)が「もう共産党に入れてきたよ。言っていることはどれももっともだから」と語りました。
下関市で小池さんの訴えに拍手をしていた男子学生(22)は「小池さんの話は初めて聞いた。庶民のことをよく考えているなと感じた。安倍首相が憲法を変えて、日本を戦争のできる国にしようとしている。何としてもやめてほしい」と話しました。