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2013年7月17日(水)

復興実現の一番の力 日本共産党の躍進を

岩手・宮城・福島 志位委員長が訴え

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(写真)志位和夫委員長と紙智子比例代表候補の訴えに聞き入るひとたち=16日、福島市

 日本共産党の志位和夫委員長は16日、岩手県盛岡市、宮城県仙台市、福島県福島市の被災3県で街頭演説し、「大震災から2年4カ月経てもなお、29万人以上の方が避難生活を強いられています。住宅の再建、中小企業の再建など生活と生業(なりわい)に必要な公的支援をおこなう政治に切り替えていきましょう」と力強く呼びかけました。

 志位委員長は、「政府は『復興の加速』といいますが、『被災者置き去りの政治』と言わざるを得ません。『個人財産の形成になってはならない』という冷たい姿勢です。医療・介護の減免を打ち切るという非情なこともやられました。この姿勢を根本から改めさせよう」と力説。

 福島市での訴えでは、福島県議会が「県内の原子力発電所全基廃炉」を求める意見書を可決したことにふれて、「『すべての原発なくせ』はオール福島の声です。『原発なくせ』の声を福島から発信しよう。日本共産党はがんばります」と力を込めて訴えました。

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(写真)紙智子比例代表候補(右)とともに日本共産党の躍進を訴える志位和夫委員長=16日、盛岡市

 岩手県庁前では街路樹の陰で涼をとりながら、熱心に耳を傾けていた聴衆から熱い声援。肌寒い風が吹いた仙台駅ではデッキにもたれ、その後ろからものぞき込む聴衆が二重、三重の人垣となって宣伝車を包みました。「原発ゼロへ」のむしろ旗が翻った福島駅前ではアーケードの下にぎっしり聴衆が詰めかけ、志位委員長は聴衆の輪に入り込んで一人ひとりと握手、多くの報道陣に囲まれました。

 復興の最大の障害となる消費税増税の中止を求め、TPP(環太平洋連携協定)の断固反対を訴えた志位委員長は、「比例5議席絶対確保を目標にしていますが、まだ届いていません。ご支持の輪を広げに広げ、紙さんを含む5人全員当選に力をお貸しください。復興の実現に日本共産党が一番の力になります。絶大な支持を心からお願いいたします」と訴えました。

 紙智子比例候補は、92歳の父が戦時中、特攻機を整備して戦地に送り出したことや、「敬礼して出撃していった若者は、誰一人帰って来なかった」との言葉を紹介。「こうした多くの人の体験の上に憲法9条があります。9条を変えようとする安倍政権は絶対許せません」と訴えました。菊池ゆきお(岩手)、いわぶち彩子(宮城)、いわぶち友(福島)の3選挙区候補が訴えました。こだか洋比例候補が紹介されました。

 福島第1原発から16キロの南相馬市小高区から、現在郡山市に避難している女性(61)は、「どこにいても、仮の時間のようで落ち着きません。こんな思いを踏みにじり、原発再稼働なんて許せません。志位さんたちの話には涙が出ました。ぜひ共産党に大きく伸びてほしい」と語りました。


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