2013年7月15日(月)
比例も選挙区も大激戦
日本共産党躍進で国民の声で動く政治を
京都・大阪・兵庫 志位委員長が渾身の訴え
「最後までがんばったものが勝利をつかむ」―大激戦のまま参院選投票日(21日)まで1週間となった14日、日本共産党は志位和夫委員長が京都、大阪、兵庫と駆け巡り、市田忠義書記局長がテレビ討論のあと、岡山、兵庫に入り、比例代表と選挙区の双方での勝利をこん身の力を込め訴えました。比例候補、選挙区候補を先頭に、党支部・後援会は、街頭で元気よく党の姿を宣伝するとともに、対話・支持拡大で大飛躍をつくろうと終日猛奮闘しました。他党も党首を先頭に街頭から訴え。民主、みんな、維新などの各党は共産党に照準をあてた攻撃をくり返しました。
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京都、大阪、神戸市を駆けめぐった志位氏は、比例代表の躍進・5人全員の勝利とともに、それぞれ大激戦・大接戦になっている倉林明子候補(京都)、たつみコータロー候補(大阪)、金田峰生候補(兵庫)の必勝を訴えました。京都では井上さとし比例候補が決意を語りました。
志位氏は、一連の党首討論会などをつうじて、「自共対決」が鮮明になるとともに、そのどちらに未来があるかも鮮明になったことを、暮らしと景気、原発問題、憲法問題、外交問題について述べ、「共産党が伸びれば日本の政治は必ず変わります。共産党躍進で、安倍政権の暴走にストップをかけ、国民の声で動く新しい政治をつくりましょう」と熱烈に訴えました。
志位氏は、演説の最後に次のように訴えました。
「北海道から沖縄まで全国各地で訴えてきましたが、共産党への国民の注目と期待は間違いなく広がっています。同時に、それを得票と議席に実らせることができるかどうかは、これから1週間の奮闘にかかっています。比例代表は全国一区、目に見えにくいですが、全国どこでも各党が一票一票をしのぎを削って争う大激戦になっています。そして、比例代表で躍進の大きな波をつくってこそ選挙区での勝利の道が開けます。比例も選挙区も大激戦。選挙戦は、最後の最後までがんばったものが勝利をつかめます。比例で躍進し、選挙区でも勝ちましょう。どうかみなさんの絶大なご支持、ご支援を心からお願いいたします」
京都駅前では、雨をつき、駅前広場もバス乗り場も身動きとれないほどの聴衆が集まりました。演説が始まると雨がやみ、「憲法9条を守ろう」と呼びかける志位氏に「守ろう」との声が響き渡りました。
通りすがりに足を止めた会社員の女性(33)=京都市=は「最近、自民党が憲法を変えて戦争するのではないかと危機感を覚えます。戦争はいやだし、憲法9条は変えないでほしい。今回はどうしても共産党にがんばってほしい」と語りました。
大阪・難波駅の高島屋前では、宣伝カーの正面も後ろの歩道もぎっしりの聴衆で立すいの余地もないほどに。「落ち目の日本維新の会にとどめの審判を下そう」との訴えに、「そうだ」の声と拍手が鳴りやみませんでした。宣伝カーを降りる志位氏に「共産党、共産党」のコールが湧き上がりました。
医療関係に勤務する男性(37)=堺市=は「消費税増税、若者の雇用、憲法などあらゆる問題で自民党と対決できるのは共産党だけ。政治を良くするために共産党に伸びてもらうしかない」と話しました。
神戸市の元町大丸前交差点は、周辺の歩道が大勢の聴衆で埋まりました。通行人が足を止め、演説開始後も人の列がどんどん伸びました。志位氏の訴えの節々で、聴衆は「そうだ」「がんばってー」の声を送りました。