2013年7月14日(日)
「悪政に何でも賛成」こそ問題
市田氏 みんなの党に反論
日本共産党の市田忠義書記局長は13日、愛知県豊橋市で地元紙の記者から、みんなの党の渡辺喜美代表による日本共産党への批判について問われ、「日本共産党は、国民の懐をあたため景気を良くして土台から経済を成長させる道を訴えている。きちんと事実を調べてからものを言うべきだ」と反論しました。
渡辺氏は12日、愛知県豊橋市の街頭で、「なんでも反対の共産党は、成長をいわずに分配しかいわない」などと日本共産党を標的にした演説をしました。
市田氏は渡辺氏の共産党批判にたいし、「みんなの党などがいう『成長』は大企業の成長ありきの『成長』だ。しかし、このやり方で雇用の破壊やリストラ・合理化をすすめた結果、この20年間、庶民はまったく景気回復を実感できなかった」と批判。「なんでも反対というが、国会では6割以上の法案が全会一致で成立している。日本共産党も良い法律には全部賛成している。むしろ、悪い政治になんでも賛成するのが、みんなの党などの自民補完勢力ではないか」と強調しました。