2013年7月14日(日)
原発ゼロ・消費税増税反対の願いを共産党に託してほしい
静岡・愛知 市田氏
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日本共産党の市田忠義書記局長は13日、静岡、愛知の両県を駆け巡り、「比例代表選挙は1票を争う大激戦。原発ゼロ、消費税増税ストップの願いを日本共産党にたくしてほしい」と訴えました。
静岡県内では井上さとし参院比例候補がともに訴え。もり大介候補(静岡選挙区)、もとむら伸子候補(愛知選挙区)が、それぞれ決意表明しました。
静岡市・青葉公園、浜松市・浜松駅北口、愛知県・豊橋駅東口(豊橋市)には大勢の聴衆がつめかけ、通行人や買い物客も耳を傾けました。名古屋市の栄交差点には聴衆がぎっしり。突然の雨にも大勢の聴衆は離れませんでした。周辺の歩道にも人の列が伸び、拍手と「そうだ」の声が響き渡りました。
浜岡原発を抱える静岡県。井上氏は「福島の現実を見れば、原発再稼働の条件はない。全原発を止めたままで廃炉に踏み出すことこそ現実的な道だ」と強調。「原発マネーに汚れていない日本共産党が伸びてこそ、原発なくせの国民の願いが生かせる」と訴えました。
市田氏は、消費税増税によって「13・5兆円もの新たな庶民増税を押し付けるのは、歴史上、今度が初めてだ」と告発。自民党が公約に大企業の「法人税の大胆な引き下げ」を掲げていることにたいし、「260兆円もの内部留保がたまって、使い道に困っている大企業には大胆な減税をやり、日々の暮らしに困っている庶民には、1年間に新たに13・5兆円もの税金を押し付ける。税金を取る相手が間違っているのではないか」と批判しました。「日本共産党の躍進で、消費税増税勢力に厳しい審判を下そう」と呼びかけた市田氏に、聴衆から「がんばろう」の声があがりました。
両親に誘われてきた男性(26)は、浜松駅の街頭演説に「すごくたくさん集まっていますね。原発、消費税増税、改憲の問題に関心があります。がんばってほしい」と話しました。
自転車を止めて聞き入っていた男子大学生(4年生)は「就職内定が中小企業1社決まりましたが、使い捨てのブラック企業もあり、しっかり働けるか不安。共産党の訴えが当然となる政治になってほしい」と語りました。3歳の子を抱えていた女性(37)は「原発ゼロで憲法を改悪せず、子どもたちが安心して暮らせるようにしてほしい。共産党が躍進したらどんな世の中になるのか楽しみ」と話しました。