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2013年7月12日(金)

比例候補は訴える

被爆2世として原発ゼロ迫る

井上 さとし さん 活動地域 京都、東海北陸信越

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写真

(写真)訴える井上比例候補=11日、金沢市

 原発の新しい基準で電力会社が再稼働を申請しました。安倍さんは自らセールスマンとなって輸出を進めています。しかし、福島第1原発の現状を見ればそんなのあり得ないんです。

 ◆ 

 今も毎日400トンもの放射能汚染水が増え続けています。事故原因の究明もできていません。だいたい、この間、福島第1では、ネズミが配電盤に入ってショートして、使用済み核燃料の冷却プールが止まりました。

 みなさん、ネズミ1匹で大丈夫じゃなかったのに、なんで大地震で大丈夫だと言えるんでしょうか。なんで世界一安全などと言えるんでしょうか。

 安倍さんは「事故を起こした日本だからこそ、安全な原発を造れるんだ」という。おかしいと思いませんか。事故をやればやるほど輸出が進むって話になるじゃないですか。

 ちょうど6年前、参院選のさなかに中越沖地震が起きました。柏崎刈羽原発では想定の3倍もの揺れが起きました。私、ただちに現地に行き、敷地内の亀裂や施設の出火など被害を調べ、危機一髪だったと痛感しました。同原発をはじめ、各地でずさんな活断層調査が行われてきたことも国会で追及しました。地震大国日本では、安全な原発はありません。

 原発を再稼働すれば処分できない核のゴミが増え続けます。再稼働の条件はありません。私は被爆2世として、放射能による被害は許さない、この立場で原発ゼロを迫ってきました。どうか原発なくせ、廃炉に、の声は、原発マネーと無縁な清潔な党、日本共産党へとお寄せください。

 ◆ 

 憲法9条を変えて国防軍をつくるんだ、安倍さんが今、勇ましいことを言っております。9条の制約を取り払い、海外でアメリカと肩を並べて戦争できる国にしようというんです。戦前、戦争反対が言えない暗やみ政治の中で侵略戦争が進められ、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下もありました。だからこそ私たちは、二度と戦争をしない、軍隊を持たない。豊かな人権を規定して権力を縛りました。それが日本国憲法です。私たちは憲法9条を守り抜き、暮らしの隅々に生かしていきます。 (11日、福井県内で)


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