2013年7月11日(木)
比例候補は訴える
憲法9条の立場で平和外交を
小池 晃さん 活動地域 東京、南関東
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アベノミクスと言うけれど、くらしが良くなった実感などあるでしょうか。
日本共産党は「バブルと増税」ではなく、国民の所得を増やす本物の景気回復を提案しています。その決め手は、安定した雇用と賃上げです。ところが自民党は、いっそうの雇用破壊を言いだしました。いつでも首切りできる「限定正社員」制度など許せません。日本中に「ブラック企業」が広がってしまいます。
共産党は、若者を使い捨てにするブラック企業根絶のために頑張ります。そして、力を合わせて、賃上げ社会を実現しましょう。
こんなときに消費税を増税したら、くらしはこわされ、商店街はさびれ、景気が落ち込んで税収も減ってしまいます。日本共産党を伸ばして、消費税増税を中止させましょう。社会保障の切り捨てをやめ、医療・年金・介護の充実を。認可保育所を増やして、子育てを応援する政治の実現を。財源は「増税するなら富裕層!」です。
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自民党は憲法9条を変えるために、まず96条を変えると言います。しかし憲法は、国民を縛るものではなく、国民の権利のために国家権力の手足を縛るものです。時の政府が自分の都合で憲法を書きかえるようになったら、それはもう「憲法」ではありません。
憲法を変えようという人たちは、あの戦争は正しかった、日本軍「慰安婦」は必要だったと言っています。とんでもありません。
日本共産党は、世界に通用しない歴史観にもとづく政治をただしていきたい。世界やアジアとまともに向き合える日本をつくっていきたい。その旗印になるのが憲法9条です。
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「二大政党」には何の違いもありませんでした。「第三極」も自民党の応援団ばかりです。こうして、日本の政治をおおう深い霧が晴れ、見晴らしがよくなってくると、そこに見えてきたのは60年続いた自民党政治と、それにまっすぐ立ち向かってきた共産党との「自共対決」です。
福島の苦しみを置き去りにし、原発の再稼働に突き進むような自民党政治に立ち向かい、建設的対案を示して政治を動かします。比例代表5議席を必ず実現し、命を守る政治をつくらせてください。 (8日、東京都内で)