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2013年7月9日(火)

きょうの潮流

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 暑い。汗が止まりません。猛暑の夏がまたやってきました。気象庁は、熱中症予防として、こまめな水分補給や冷房機器の使用をがまんしないように呼びかけています▼庶民の知恵も。打ち水、風鈴、すだれ、緑のカーテンなどなど。お化け屋敷や怪談がはやるのもこの時期です。怖さで涼をとる。といっても、質の悪い脅しはいただけません▼いわく、「原発をゼロにしたら電力不足になる」。猛暑も「原発ゼロ」で乗り切れることは昨夏に実証済み。今夏も各電力会社は、電力供給に余力があるとしています。「電力不足」が通用しなくなると次の脅し。いわく、「原発をゼロにすると電気料金が高くなる」「企業が海外に逃げていく」。いわゆる「コスト」論です。参院選の政党討論会でも、原発再稼働を推進・容認する政党代表からしきりに持ち出されます▼ちょっと待ってください。福島原発事故の被災者の前でそんなことがいえますか。事故は「収束」どころか被害は拡大。原発こそ高コストです。そもそも原発事故の巨大な危険と「原発ゼロ」に伴う問題を天びんにかけることなどあってはなりません▼再生可能エネルギーの価格は普及するほど低下します。大胆な普及に転換できないのは安倍政権などが原発に固執しているから。政権の後押しで電力各社が競って再稼働へむけ審査を申請。首相先頭に海外に原発セールス▼怒りは冷房ではおさまりません。暑い夏に「即時原発ゼロ」の熱い意思表示ができる投票日が近づいています。


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