2013年7月9日(火)
10月に原発ゼロ統一行動
全国連絡会・1000万人アクシヨン・反原連
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原発の「新規制基準」が施行された8日、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、首都圏反原発連合(反原連)が東京都内で記者会見を開き、10月13日に共同で原発ゼロの統一行動「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を行うことを明らかにしました。
「原発の活用」を掲げ、「新規制基準」のもとで原発の再稼働を進める安倍晋三自公政権の姿勢に真っ向から反対し、全国の「原発ゼロ」運動の結節点とする行動です。
この行動は、3グループが「同日、同時かつ同一場所」で取り組み、全国から結集するアクションで、「原発ゼロ☆統一行動 〜福島を忘れるな・再稼働を許すな」(仮題)がスローガン。午後1時から日比谷公園で集会、2時からデモ出発、5〜7時に国会前で大集会を行います。
記者会見したのは、全国連絡会の小田川義和、柳町秀一、1000万人アクションの井上年弘、阿部浩一、反原連のミサオ・レッドウルフ、越後芳の各氏です。
小田川氏は「9月には定期点検で大飯原発がとまります。政治が決断すれば、原発ゼロの実現と再生可能エネルギーへの転換は可能な状況にあります。再稼働に反対するこの秋のたたかいを全国的に大きく進める行動にしたい」と呼びかけました。
井上氏は「新規制基準は、福島第1原発事故の原因究明もされず、根本的な問題を抱えている。改めて反原発の声を共同してあげることが大切です。安易な再稼働をとめる運動にしたい」とのべました。
ミサオ氏は、「ここが正念場だと感じています。福島での事故以降、再稼働がなかなか進まなかった理由も、市民の運動がふくらんだからです。多くの国民がアピールして、原発ゼロが一日も早く実現する礎になるようがんばりたい」と語りました。