2013年7月5日(金)
日米安保条約を廃棄して対等・平等の友好条約に
BS番組各党討論 宮本議員が主張
日本共産党の宮本岳志衆院議員は3日放送のBS番組「INsideOUT」(インサイドアウト)に出演し、沖縄の米軍基地問題について各党と討論しました。
番組冒頭で、各党代表が立場を表明。宮本氏は「沖縄県民の総意を踏みにじる米軍基地押しつけに反対し、基地のない平和な沖縄と日本に」と書いたフリップを掲げ、「基地問題の根本に日米安保条約がある。日米安保条約を廃棄して、対等・平等の友好条約に切り替えるべきです」と述べました。
日本維新の会の中田宏衆院議員は、日米安保廃棄について「ありえない」と述べたうえで、「自前で軍事力、自衛力を持つことになると、とてつもない金額がかかる」と日米軍事同盟深化に固執する態度に終始しました。さらに、橋下徹共同代表らがオスプレイの訓練移転先を大阪府八尾市にと提案し「政府に申し入れたことは、画期的なことだ」と自画自賛しました。
宮本氏は、「世界には軍事同盟でなく話し合いで解決する流れが広がっている」と反論。八尾空港でのオスプレイ訓練については「八尾市長は反対したじゃないですか」と切り返し、オスプレイ訓練の危険性を強調しました。