2013年7月4日(木)
民主県連 みどり舟山氏を支持
山形 「野合」「無節操」の批判強まる
参院山形選挙区での独自候補擁立を断念した民主党山形県連。迷走の末に、同党を離党したみどりの風現職の舟山康江氏への支持を決めたことに「野合」「無節操」との批判が強まっています。
舟山氏は昨年7月、消費税増税やTPP(環太平洋連携協定)参加、原発再稼働に反対して民主党を離党、みどりの風を結成しました。
一方、民主党県連の近藤洋介会長(衆院議員)は名うてのTPP推進論者。TPPをめぐっては水と油ですが、“非自民勢力を結集する”として舟山氏支持を決めました。
近藤会長は「舟山氏と民主の考え方は必ずしも一致しない」と地元紙のインタビューに答えています(「山形新聞」6月22日付)。
有権者に問うべき重要な争点で政策が一致しないと認めながら、票欲しさ議席欲しさに連携する――。日本共産党の本間和也県委員長は「まさに野合だというそしりは免れない」と厳しく批判しています。