「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年7月1日(月)

国民温める策ない

穀田氏、アベノミクス批判

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

民放TV出演

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は30日放映の読売テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出演し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を批判しました。

 「安倍総理が選ぶ」として番組が用意した「アベノミクス4本目の矢グランプリ」という企画に穀田氏は「まず今出ている三つの矢が間違っていることが前提だ」とばっさり。「今までの矢に国民の懐が温かくなる対策はまったくない」と述べ、対案として「消費税増税ノー。賃上げで景気回復」とのメッセージを打ち出しました。

 パネリストで落語家の桂ざこば氏が「消費税上げへんと賃金上げてと言ったらみんな喜ぶのは当たり前だけど、考えてもの言わなあかん」と語ったことを受け、穀田氏は、大企業が260兆円の内部留保をため込んでいることを指摘。トヨタは13兆円の内部留保を持っているが労働者の賃金を月1万円上げようと思ったら0・2%でできると話すと、評論家の宮崎哲弥氏が「私は基本的には賛成だ」と賛同しました。

 安倍首相は、出演した各党議員が打ち出したメッセージについて「民主党のは、自・民・公3党で合意したことだ」、日本維新の会とみんなの党の「規制緩和」は、「まさに3本目の矢だ」と自民党と大差がないことを強調。一方、「穀田さんはブレない共産党だ」などと述べました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって