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2013年7月1日(月)

追加オスプレイ12機陸揚げへ

岩国基地に今月下旬

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 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に追加配備されることになっている垂直離着陸機MV22オスプレイ12機が今月下旬に同岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げされることが分かりました。米軍準機関紙「星条旗」6月28日付(電子版)が報じました。岩国基地での機体点検後、普天間基地に配備されるとしています。

 日米両政府は昨年7月、日本国民多数の反対世論を押し切り、墜落事故を相次いで起こしているオスプレイ12機を岩国基地に陸揚げし、同10月に普天間基地への配備を強行しました。普天間基地配備後の沖縄では、オスプレイによる人口密集地上空、夜間の飛行などルール違反が常態化。本土での低空飛行訓練をはじめ訓練は実戦化・広域化し、危険度を増しています。

 新たなオスプレイ部隊の追加配備については、安倍・自公政権下の今年4月、日米防衛首脳会談で再確認していました。

 日米両政府は現在、八尾空港(大阪府)を含め、オスプレイの訓練の一部を沖縄県外に移転することを検討しています。しかし、沖縄がオスプレイの拠点であることに変わりなく、追加配備によって訓練量は倍加します。「沖縄の負担軽減」につながる保証はどこにもありません。


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