2013年6月30日(日)

自民の暴走を止める

テレ朝系番組で宮本議員

　２９日、テレビ朝日系の番組「朝まで生テレビ」で各党代表者が議論を交わしました。

　自民党の平沢勝栄氏は法人税減税や「雇用流動化」を主張。維新の会の中田宏氏は保育所の認定基準緩和、自由診療を主張。みんなの党の浅尾慶一郎氏は農業の株式会社参入や、金銭解雇の導入などを述べました。

　日本共産党の宮本岳志衆院議員は、「自民党・安倍政権の暴走にストップをかけて対決し、積極的に対案を示していく」とのべ、▽消費税増税を中止し、賃上げで景気回復▽即時原発ゼロの決断▽憲法守り、生かす政治―を主張しました。

　ジャーナリストの荻上チキ氏が「自民党から『ワタミ』の前会長が出馬することについてどういう見解か」と質問。宮本氏は、同社がブラック企業といわれ、「１２時間の営業時間中に休憩取れる店長は二流だ」と公然と言い放つ前会長・渡辺美樹氏を候補者に立てるのはあまりにひどいとのべました。

　憲法９６条については、平沢、中田両氏が改定を主張。宮本氏は、「（９６条改憲は）手続き論ではなく、立憲主義関わる大問題だ」と強調しました。