2013年6月30日(日)
自公は増税をはっきり掲げ参院選にのぞめ
大阪・政治討論会 市田氏が主張
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日本共産党の市田忠義書記局長は29日、大阪市内で開かれた「9党による政治討論会」(関西プレスクラブ主催)に出演し、消費税増税を強行する安倍・自公政権にたいし、「消費税増税を隠して選挙をやりすごすことは許されない。国民の審判を仰ぐべきだ」と強調しました。
自民党は、参院選にむけた公約では、消費税増税について一言もふれていません。
増税からは逃れられないと石破氏
市田氏は、税率10%への消費税増税で国民に13・5兆円もの負担を押し付けることについて、政権与党が「選挙で、国民の審判を受けたことは一度もない。国民だましといわれても仕方がない」と指摘。自民党の石破茂幹事長にたいし、「来年から8%、再来年10%への増税を強行するなら、参院選で増税の公約をはっきりと掲げ、国民の審判を受けるべきだ」と求めました。
石破氏は、「8%への増税は経済状況を見て判断する」と述べる一方、「(安倍政権は)8%、10%(に増税する)ということをきちんと示している。そこから逃れることをしない」と述べ、増税を強行する考えを示唆しました。