「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年6月29日(土)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 神妙な顔つきで何を話すのかと思えば、「ねじれ」を生んだことの反省でした。通常国会を終えた安倍首相の会見。6年前の参院選で自民党が大敗してから政治の迷走が始まり、日本の国力が失われたと▼今度の参院選で多数を握り、ねじれ国会に終止符を打つ。「私はチャレンジャー」と勇ましい。では決められる国会にして何を? アベノミクスやTPP参加、原発推進、憲法9条の改悪。首相が執念を燃やすどの問題も、くらしの安心や平和を求める私たちの思いからは対極にあるものばかり▼それを数の横暴で決められてはたまりません。日本の行く末まで危うくします。先の都議選で日本共産党が躍進したのも、安倍政権とは正反対の政策を掲げてたたかったからです▼共産党が示す対案には国民多数の声がこめられています。原発については最近の世論調査でも6割、7割が再稼働に反対。官邸前の抗議行動は60回を数えました▼共産党の訴えと国民との関係に注目するマスメディアも増えてきています。「安倍政権の問題点をデータを用いるなどして厳しく追及しており、共感する有権者が多かったようだ」(スポニチ)、「憲法改正や原発再稼働へひた走る自民党への都民の不安を吸収して…」(『週刊金曜日』)▼27日の全国決起集会で志位委員長は呼びかけました。国民にとって頼りになる“批判者の党”であるとともに、どんな分野でも解決の道を示す“建設者の党”であることを大いに語ろう―。日本の未来がかかる夏の陣です。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって