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2013年6月28日(金)

9条生かした平和外交を

ネットサイト 小池氏が出演

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 日本青年会議所が運営するインターネットサイト「e‐みらせん」は26日から、日本共産党や自民、公明、民主、日本維新の会など9政党の代表が参院選政策を語る動画配信を始めました。日本共産党からは小池晃副委員長が出演し、外交・防衛政策や憲法問題、経済政策、原発政策について短く語り、他党との比較ができます。

 小池氏は、外交・防衛政策について「日本に必要なのは憲法9条を生かした平和外交です」と強調。日米安保条約を廃棄し真の独立国となり、「アメリカとは対等平等。そして世界やアジアに平和を呼びかける、核廃絶を呼びかける、そういう国をつくっていきたい」と語りました。

 憲法に関して小池氏は、「憲法が古くなったどころか、憲法を生かす政治が実現していないのが問題だ」と強調。「私たちは、書き直すのではなくて、憲法どおりの政治をやっていきたい」と語りました。

 これに対し、自民党の塩崎恭久政調会長代理は、「日米同盟を基本」としたうえで、憲法を改悪して「国防軍」を創設することを主張しています。

 他党も「日米関係の基盤強化」(公明)、「日米同盟強化」(民主)、「日米同盟の深化」(維新)、「外交安全保障、防衛戦略の基本は日米安保」(生活)など、自民党と同じく憲法よりも“安保”を上におく立場をあらわにしています。

 自民や維新は改定要件を緩和する「憲法96条改正」を主張し、民主党も「私たちは(憲法の)全部の条文を必ず守っていかなければいけないとは考えていない」と改憲容認の立場を示しました。

 小池氏は同サイト「フリートーク」動画で、「私たちは、人間の歴史というのは今の資本主義で終わるのだろうかと。もう一歩前にすすもうじゃないかという展望を持っているので、日本共産党という名前を持って頑張ってきた」と語り、最近は「名前を変えなくてよかったね」と言われたことも紹介。参院選について「日本の政治のゆがみをつくってきた財界やアメリカいいなりという根本をただして、本当に国民が主人公といえるような日本をつくっていく第一歩にしたい」と抱負を語っています。


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