2013年6月26日(水)
原発 参院選の争点に
反原連がプロジェクト発表
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首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさん、野間易通さん、越後芳さんらは25日、参院議員会館で記者会見を行い、「参院選で原発を争点にし、日本を市民の元に取り戻す!」とする「あなたの選択プロジェクト2013」の開始を発表しました。
同プロジェクトは、各党の原発政策を「全原発を廃炉」「再稼働させない」「新増設させない」など5項目で評価するフライヤー(ビラ)とポスターを製作して「こどもたちに原発を残せますか? あなたはどの政党を選択しますか」と問いかけるもの。28日の首相官邸前抗議行動から配布を開始します。昨年の総選挙時にも行い、全国でフライヤーを42万枚配布しました。
街頭宣伝、知人・家族への配布など、全国で幅広く活用することを呼びかけています。フライヤーとポスターは反原連のホームページから申し込むことができます。反原連は、30日午後1時から新宿駅前で街頭宣伝を行い配布します。
ミサオ・レッドウルフさんは「各政党の政策を知っていただいて比較し、投票していただきたいという思いと、まず原発の問題が今とても大事になっていると訴えて、投票のひとつの焦点にしていただきたいという思いです」と語りました。
また、「辻立ちキャンペーン」として、有志の市民ボランティアによる配布活動も7月13、14、15の3日間、草の根から全国でいっせいに実施することを呼びかけたい、とのべました。
会見では、原発問題について基礎から解説するために発行したリーフレット「NO NUKES MAGAZINE(ノーニュークスマガジン)」の第3弾「電気料金編」も紹介。第1弾「ベーシック編」、第2弾「放射能編」に続くもの。「原発がなくなると電気料金が上がるってホント?」を主題に書かれており、「あなたの選択プロジェクト」とあわせて全国で配布することを呼びかけています。